前回ではネットでの副業はどんなタイプの稼ぎ方があるかを4つのタイプに分けて解説しました。
今回はそれぞれのタイプ別の特徴と、どんな戦略で副業を行なっていくのがおすすめかをご紹介しています。
あなたは副業で何を手に入れたいのか、副業をすることでどんなふうに生活を変えたいのかをイメージしながらこの記事を読んでみてください。
あなたの思い描く生活と選んだ副業の種類がマッチしていなければ、せっかく副業に力を入れても、あなたにとっては失敗となってしまいます。
あなたが何を望んでいるのか、どんな生活をしたいのか想像してくださいね。
- なるべく短期間でお金を稼ぎたいが、稼げる方法が知りたい
- 数年後に月10万円稼ぎたいがどんな副業をしたらいいかを知りたい
- 月30万円稼いで将来独立したいが、どんな稼ぎ方があるか知りたい

年収1,200万円程度でIT企業でITエンジニアとして働いています。
新型コロナの影響で2020年の2月から在宅勤務を行いつつ、業務時間外でブログやWebサービスなどを中心に副業を実施中。稼げるエンジニアを増やすことを目標に活動中。
ネットでの副業は大きく分けて4つのタイプ
ネットでの副業は大きく分けると以下の4つのタイプになります。
- ポイントサイト、ポイ活などサービス利用経由で稼ぐ
- メルカリ、Shopifyなどのサービスで販売して稼ぐ
- クラウドソーシングなどで仕事を受けて稼ぐ
- ブログやYoutubeなどコンテンツを作成して稼ぐ
それぞれの副業のイメージがつかない人はまずタイプの紹介をした記事を読むことをおすすめします。
[card2 id=”1087″]
タイプ別の特徴と戦略解説
4つのタイプはそれぞれどんな特徴があり、どんな人にとっておすすめでき、どうやって攻略すべきかを徹底解説していきます。
ここで選ぶべきタイプを間違えると、時間をかけて努力したのにあなたにとっては失敗だったということになります。
ポイントサイト、ポイ活などサービス利用経由で稼ぐを解説
1つ目はポイントサイトやいわゆるポイ活と呼ばれるようなサイトを経由したりサービスを利用することで稼ぐタイプの稼ぎ方です。

ハピタスなどのポイントサイトを活用した稼ぎ方は、
- ハピタス経由で楽天市場で買い物 1%還元
- 楽天カード発行(3/6時点) 11,000円分還元
- auひかり回線開通(3/6時点) 30,000円分還元
などがあります。もちろんハピタスを経由しても楽天のポイントは獲得でき、基本的には二重取りが可能です。
ハピタスを経由することのデメリットがほぼなく、ハピタスを経由するだけで追加で還元が受けられるということです。まさに使わないと損なサービスですね。
高額還元なものも多く、あなたが申し込んでもいいな、使いたいなというサービスをポイントサイト経由で申し込むだけでガツガツポイントが溜まっていきます。
ショッピングサイトで何度も利用でき、買い物するたびに1%などのポイント還元がされるタイプと、クレジットカード発行やFXの口座開設、光回線申し込みなど基本的に一人1回のみ還元が受けられるタイプがあります。
この2つのタイプがあるというのが戦略につながっていきます。

クレジットカードやサービス登録など高額還元のものを中心にせめて行くことが重要となります。
そのため、短期間で5万円など大きな成果をあげることができます。
具体的に5万円稼ぐ重要性などを解説している記事もあります。
[card2 id=”140″]
短期的には大きな成果を挙げられますが、高額還元のものはひとり1回までのものがほとんどで、数ヶ月で申し込めるものは申し込み切ってしまうことがほとんどです。
1年や数年となると楽天市場、Locakoで1%や一休の0.6%、楽天トラベルの1%など、日常使いのサイトを経由して貯めるタイプでの稼ぎがほとんどになります。
そのため、普段の生活をいかにハピタスで還元されるものに切り替えていくかが重要となります。
日用品の買い物は全て楽天やYahooに、旅行は代理店でなく楽天トラベルに、書籍購入はhontoに切り替えていくことでハピタスでも中長期で継続的にポイント還元を狙えるようになります。
しかし、初めほどの還元は狙えないため短期的に5万円~10万円狙いたい人&長期的にコツコツ還元で稼ぎたい人向けの稼ぎ方になります。
メルカリ、Shopifyなどのサービスで販売して稼ぐ
2つ目はメルカリやShopifyなどサイトで商品を販売し、販売した代金から手数料が引かれた金額を受け取ることで稼ぐタイプです。

- サイトに販売したい商品を登録もしくはサイトを開設
- 商品が購入されるのを待つ
- 商品が購入されれば発送などの作業を行うい、代金をもらう
メルカリやヤフオクなどのサイトに商品を出品する形で販売をするタイプと、最近広がりを見せているShopifyやBASEなど自分でネットショップ自体を開設するタイプがあります。
両方に共通して言えるのは、
- 販売する商材の選定
- 販売する商材の在庫管理
- 売れた商材の発送作業
が発生します。
そのため、稼ぎを増やすとなると
- 稼げる商材の選定(利益がたくさんでる商材を見つける)
- たくさん商材を売る
ことが必要となります。一方でたくさん商材を売るためにはたくさんの在庫を抱える必要があ李、発送作業などの仕事の量も増えていくなどリスクも大きくなります。
そのため、自社商品だけでなくせどりでも大規模に実施されている方は在庫管理や発送作業を外注などを活用したくさんの商材が売れるような仕組みを作っています。

この報酬の推移はうまくいったケースのグラフになっていますが、うまくいけば長期間でも継続的に利益を上げることが可能です。
まずはメルカリやヤフオクで身の回りのもの不用品を販売して稼ぎつつ、どんな商品がメルカリで人気があるのかをチェックしましょう。
まずはメルカリなどで不用品を販売することで商材を確保し、販売し、売れたら発送する。という作業を自分で実施することで作業を知ることがとても重要です。
すぐに売れる商品があったり、売れると思ったけどなかなか売れない商品があったり、送料が思ったよりかかったり、売れずにどこに保管しようか迷ったり・・・メルカリを使うだけでも多くのことを学ぶことができます。
メルカリを利用する中で売れそうな商材を探しつつ、作業量や在庫数が10倍、100倍になったら自分がどう感じるかもイメージしてみておいてください。
もし、売れる商材を見つけることやハンドメイドできそうであり、かつ作業量が増えてもワクワクできそうであればShopifyやBASEでお店を作ってみましょう。
利益が安定し、規模を拡大しても利益が延ばせそうであれば外注化を検討しさらに規模を大きくしていきましょう。
サービスで販売して稼ぐの戦略まとめ
- まずはメルカリなどで稼ぐ経験と在庫管理や発想の経験をする
- 商材を探しつつ作業量が増えても楽しめるか、続けられそうかを知る
- ShopifyやBASEで自分のショップをオープンする
クラウドソーシングなどで仕事を受けて稼ぐ
3つ目は最近では副業でおすすめと紹介されているクラウドソーシングで稼ぐというものになります。副業だけでなくフリーランスの始め方としてもクラウドソーシングは活用されており、本業としても視野に入れたい人におすすめです。

クラウドワークスやココナラなどで仕事を受けて報酬をもらうタイプの特徴はあなたのスキルに応じて大きく報酬が変わってくるという点です。
例えばクラウドワークスの実際に見つけた仕事を例にすると
- ブログなどの記事の作成 : ~5,000円
- ブランドのロゴの作成 : 20,000円 ~ 30,000円
- ランディングページデザイン : 100,000円
- WordPressでのサイト構築 : 100,000円
- ウェブシステム開発 : 500,000円
あくまでパッと目についた人気の案件をピックアップしたので、報酬は案件によって前後しますが、実際に仕事として存在するものを例にしています。
今のあなたのスキルではブログの記事の作成もこなせるか心配かもしれませんが、しっかりとスキルを身につけると50万円の案件や、それ以上の案件も仕事として存在しているということを知っておくことが重要です。
今までとは違い、あなたのスキル、能力によって対応できる案件が変わりますので自分自身でいかにスキルアップできるかが鍵となります。
プログラミングの場合は独学で学習しつつ、スキル不足を感じたらテックキャンプなどのプログラミングスクールも検討することも大切です。

仕事を受けるためにはあなたのスキルが重要になります。
まずはスキルを伸ばすことに集中し、スキルがある程度身についたとしても低い報酬で仕事を受け、仕事をこなし実績を作ることが重要となります。
そのため、数ヶ月から半年は大きく稼ぐことよりも、仕事をこなすことを重視する必要があります。
一度プログラミングのスキルなどを身につけることができると報酬が高い案件に徐々に挑戦していくことで、稼ぎを増やすことが可能となります。
どの程度の収入が欲しいかによって身につけるべきスキルが変わってきます。
月収100万円以上稼ぎたいのに、ずっとデータ入力や他人のブログの記事を納品していても仕事量を増やすだけですぐに限界が来てしまいます。
月収100万円以上稼ぎたいのであればプログラミングをしっかりと身につけておくことが近道だとわかると思います。
仕事を受けて稼ぐの戦略まとめ
- 将来的に稼ぎたい収入の仕事に必要なスキルを知る
- プログラミングであればテックキャンプなどスキルを身につける
- スキルが最低限身についたら単価の安い仕事から受けて実績を作る
- 実績ができてきたら少しずつ高い報酬の仕事に挑戦する
ブログやYoutubeなどコンテンツを作成して稼ぐ
4つ目はYouTuberなどで注目を浴びている自分でコンテンツを作り発信することで収入を得るタイプです。成功し大きく稼いている人がいる一方で、全く稼げないという人も多いのがこのタイプとなります。

- レンタルサーバなどでWordPressを作成する。もしくはYouTubeに登録
- ブログの記事の作成。もしくはYoutubeに動画を投稿
- 広告を掲載することで報酬をもらう
コンテンツを作成するタイプの稼ぎは基本的には広告を掲載して稼ぐことになります。
そのため、多くの人にブログやYoutubeをみてもらう必要があり、どうやってみてもらうかが最も重要になります。
Googleなどからの検索から人を集めるのであればSEO対策を、SNSなどから人を集めるのであればTwitterやInstagram,TikTokやFacebookなどへ登録しフォロワーを増やすことが重要となります。
また、人が来たとしてもコンテンツが面白かったり、役に立ったりしなくては広告を見てもらうことはできません。
そのためコンテンツの質を高めることもとても需要です。しかし、質は作成していく中で徐々に慣れていくこともあるので、記事の作成・記事の質の向上・アクセスを集める対策をバランスよく実施する必要があります。

コンテンツを作成しても数ヶ月アクセスや動画視聴が全く伸びないことがほとんどのため、数ヶ月は最低限、長ければ1年近く収入が0ということも珍しくありません。
収入がゼロの状態でもコンテンツを作成し続ける必要があり、メンタル的にも一番難易度が高く、かつ収入ゼロのまま諦めてしまう確率もとても高いです。
そのため、1年は準備期間で作業をし続けるという覚悟で向き合うことが大切です。
短期間で収入が必要な人はコンテンツで稼ぐことだけで攻めることはあきらめて、ポイントサイトなどと同時に取り組む必要があります。
しかし、一度アクセスが増え、動画視聴数が増えだすと過去に作ったコンテンツが全て稼ぐための力になります。
また、過去に作ったコンテンツを定金的にメンテナンスをすることで、最新のコンテンツだけでなく過去のコンテンツが主力として稼ぎだすことも多々あります。
あなたが寝ている時でも今まで作ったコンテンツに載せた広告が稼いでくれるチャンスとなり、作業量は大して増えてないのに収入が大きく伸びることが多いです。
YouTuberなどで有名になりましたが、最新動画はもちろん過去の動画も収入源となり年収数千万から1億円も稼げる可能性があるのもコンテンツで稼ぐタイプになります。
今すぐや1年以内に大きく稼ぎたいといった人ではなく、長期的にあなたの生み出したコンテンツで大きく稼ぎたい人におすすめです。
コンテンツを作成して稼ぐの戦略まとめ
- 短期的に稼ぐことはあきらめる
- 収入がゼロであろうと質の高いコンテンツを作り続ける
- 最低でも1年は継続し、稼ぎ出せるまで待つ姿勢
ネット副業のタイプ別の特徴と戦略解説まとめ
今回はネット副業のタイプ別の特徴と戦略解説について解説しました。
それぞれのタイプの解説ではあえて縦軸をおかずに報酬の推移を説明していました。
まとめで、4つのタイプの報酬の推移を重ねてご紹介します。

あくまで参考程度の推移になりますが、報酬が伸びやすいポイントや最終的な伸び方が違うことがわかります。
簡単にまとめると
- 短期で手っ取り早く稼ぎたい : ポイントサイトで稼ぐ
- 短期も中期もそこそこ稼ぎたい : サービスで販売、仕事を受けるで稼ぐ
- 長期的に大きく稼ぎたい : コンテンツ作成
という視点をベースに置きつつ、自分ができそうな範囲で複数のタイプを組み合わせることがおすすめです。
- 仕事を受けるためのスキルを学習しながら、ポイントサイトで稼ぐ
- せどりで商品販売をしながら、ノウハウをブログで発信する
- プログラミングの勉強をし、仕事を受けながらYouTubeでプログラミング講座コンテンツを作る
こういった組み合わせをすることで、それぞれの稼ぐポイントを補ったり、稼ぎを大きく伸ばすことも可能です。
特にコンテンツ作成と他のタイプを組み合わせると、他のタイプを行うことでコンテンツのネタが思いついたり、モチベーションを維持ができたりとプラスに働くことも多いです。
1つあなたが副業としてメインで戦っていきたいタイプを決めつつ、他にもできそうなタイプがあれば一緒に取り組んでみましょう。
コメント