独学でプログラミングを身につける3つの秘訣

どーも。さいんです。

ブログではプログラミングについての講座などを書かせていただいていますが、本日はプログラミングの独学について触れたいと思います。

プログラミングでお金を稼ぐためにはまずプログラミングを身につける必要がありますよね?

プログラミングを身につける方法は大きく分けて3つ

  • 独学
  • スクールに通う
  • 未経験者歓迎の職場で学ぶ

特に今からプログラミングを勉強しようと考えている方は、独学かスクールに通うべきか悩んでいると思います。

結論から言うと、独学でプログラミングを身につけることは可能です。

しかし、今から紹介する3つの秘訣を守ることがとても重要となります。

目次

20代のあなたへ

プログラミングなどのスキルは就職・転職においてとても重要です。

スキルは時間をかけ、経験をつめばいくらでも伸ばすことが可能ですが、年齢を戻すことはできません。

20代のあなたは、若いという圧倒的な武器をもっています。

高齢化社会の日本では、IT業界も高齢化が徐々にはじまっています。

今や20代限定ですが、未経験者を歓迎する企業も増えてきているのです。

未経験者歓迎は危険・ブラック企業だという情報も目にしますが、大企業の新卒一括採用なんて数百人単位で未経験者を歓迎していますよね?

もし、あなたが20代であれば一度どんな企業があるかだけでもみてみて、あわなければ独学かスクールに通うといった行動がおすすめです。

20代という今しかない強みをぜひ活用してください。

1. 独学ロードマップを作る

1. 独学ロードマップを作る

独学でもっとも重要な秘訣は、独学ロードマップの作成です。

いきなりロードマップといわれても、そんなのどこにも書いていないぞ!となると思います。

プログラミング学習サイトにいくと、オススメのコースや学習の進め方が書かれていますが、そういった情報をもとに

あなた自身で独学ロードマップを作る必要があります。

なぜなら、プログラミングを学習する人はそれぞれ目的やゴールが違うからです。

なぜ、新入社員がエンジニアとして成長しやすいのか、というのがまさにこのロードマップの存在のあるなしです。

企業では企業で活躍するために必要なプログラミングのスキルがある程度明確で、ゼロから会社で必要となるスキルを身につけるまでのロードマップが存在しています。そして、カバーしきれない部分はOJTやメンター制度などで補っており、強力な育成体制が整っているのです。

では、実際にどうやってロードマップを作っていくかを解説します。

プログラミングのざっくりゴールを定める

ざっくりでいいので、まずはあなたがプログラミングを学習する上でゴールを定めましょう。

なぜなら、ゴールの見えないマラソンと同じで、自分のいる位置と、残りの距離がわからないとい失敗する確率が圧倒的に上がるからです。

ゴールとして一番簡単なのは、

なぜプログラミングを独学で学習しようと思ったのか?

  • 就職できるってきいた
  • 副業でお小遣いを稼ぎたい
  • 自分でサービスを作ってみたい
  • フリーランスで独立したい

みなさん、いろいろな熱い思いがあってプログラミングを勉強しようと決意されたと思います。

まずはそれを一度ゴールとしておきましょう。

ゴールで作っているものを明確にする

ざっくりゴールが決まったら、ゴールにたどり着いたときにあなたがプログラミングというツールを利用して作っているものをイメージしてください。

  • フリーランスとして、会社の案内ページを受注している
  • 副業としてブログのカスタマイズを行っている
  • 自分でSNSを作成して運用している
  • 企業に就職してメルカリのようなサービスを開発している

先ほどのざっくりとしたゴールをもう少しクリアにしていきます。

例えば、あなたが車の運転を身につけようとしていて

  • F1ドライバーになりたい
  • タクシーの運転手になりたい
  • バスの運転手になりたい
  • 家族とドライブがしたい

同じ車の運転というベースの上でも、全く違うスキルが必要になります。

どんなものをプログラミングを独学で身につけて作っているかイメージすることがとても重要です。

もし、わからなければ調べることもとても重要です。

事前に目的地もなく旅行に出発する人はいませんよね?

ゴールに必要な最新で最低限のスキルをリストアップする

次に必要なのは、ゴールで作成しているものを作るために必要なプログラミングスキルの調査になります

そして、最低限というところがポイントです。

プログラミングは言語の種類から、フレームワーク、開発手法や各種ツールの使い方などスキルを上げ出すとキリがありません。

そんなのわかんないよ!という方も多いと思いますが、

わからない状態で勉強を始める方がもっと危険

ということは念頭においてください。

簡単なサンプルをご紹介するので、参考にしてください

必要な最低限のスキルサンプル
  • 会社のHP ・・・ HTML, CSS, WordPress
  • ECサイト ・・・ HTML, CSS, Ruby on Rails, Database
  • SNS ・・・ HTML, CSS, React, Database
  • ブログサイト ・・・ HTML, CSS, PHP

これはあくまで一例です。

最近の大手やベンチャーのIT企業であれば、自社のサービスを作るための新入社員研修の教材や内容を公開しているケースもあり、あなたのゴールに近いものを作っている会社をチェックしてみましょう。

たくさんの言語や技術がありますが、実は最近では有名な言語のJava, Ruby, Python, PHP, JavaScriptあたりであればほとんどのことはフレームワークやライブラリが充実しており、作れないサービスはなくなってきている

若干作りやすかったり、チーム開発に向いていたり、派手な動きができたりと特徴はありますが、この言語を選んだから、SNSは作れない!なんてことはありません。

このステップで重要なのは、あなたの納得感です。

ロードマップを作る

あとは、無理のない期間を設定し、いつまでに何を終わらせるかを落とし込めばあなただけのロードマップの完成となります。

ここでのポイントは、初めは厳密な期限を決めずにざっくりと決めること。

そして、学習を進めていく中で、ロードマップの期限の精度を上げていくことです。

どのぐらい学習量が必要で、どのぐらいで習得できそうか分からない段階で、いきなりX月X日にXXXXを終わらせるというロードマップを立ててしまうと、期限に間に合わせることが目標となってしまい、雑に進めてしまう可能性が高くなります。

逆に全く期限を設けないと、自分へのプレッシャーがなくなりサボりがちになってしまいます。

ざっくりX月中にXXXを終わらせて、X月中にXXXを作ってみるなどのロードマップを作成しましょう。

8月末 ProgateのHTML & CSS初級・中級講座を終わらせる
9月中旬 ProgateのRuby講座を終わらせる
9月末 ProgateのRuby on Rails5講座を終わらせる
10月中旬 Ruby on Rails5のチュートリアルを終わらせる
10月末 HTML&CSSでポートフォリオを作り公開
11月頭 Ruby on Railsでポートフォリオを作り公開する
11月下旬 Ruby on RailsでECサイトを作る

かなりざっくりではありますが、この程度でもいいのでロードマップを持っておくことがとても重要です。

もしロードマップにいくら稼ぎたいなどの目標が欲しい場合はぜひ私のNoteを参考にしてみてください。

学習する言語・フレームワークを決める

学習する言語・フレームワークを決める

Progateのコース一覧をお借りしましたが、ボリュームがすごいですよね。

でも、全てを勉強する必要は全くありません。というか、現役エンジニアでも全てを身につけている人はほぼいません

ロードマップの項目でも記載しましたが、RubyでもJavaでもPythonでもJavaScriptでもあらゆるWebサービスが開発可能で、便利なフレームワークやライブラリが充実しています。

そのため、学習を進めていると

  • ECサイトはRubyがいいらしい
  • ○○はJavaで作られているからJavaをやるべき
  • Pythonのエンジニアは年収が高いからPython

といった情報がツイッターや書籍、Webサイトで頻繁に目にすることになり、今の言語よりこっちの言語の方がいいのではないか?と惑わされます。

しかし、頻繁に学習する言語を変えてしまうと常に基礎の学習ばかりになってしまい、プログラミングで一番の醍醐味である動くものを開発し、公開するというイベントが遠のいてしまいます

もし、他の言語に興味を持ったとしても今の言語で最低限一つのWebアプリだったりサイトを完成させるようにしてください。

どうしても言語やフレームワークをいますぐ切り替えたい場合は、絶対に新しく学習する言語やフレームワークをやり切ると決意してください。

2回、3回も学習する言語やフレームワークを不用意に変えている人でプログラミングを習得できた人は周りにいません。

一つの言語やフレームワークをまずやりきる。強烈に意識して実行してください。

継続的にアウトプットを行う

継続的にアウトプットを行う

3点目は最も重要で、独学を成功させる大きな要素のアウトプットについてです。

独学で失敗する一番の原因が、アウトプットが足りないということ

ここでいうアウトプットとは、無理にブログの記事で解説したり、作ったサイトを誰かに評価してもらうといったものではありません。

身近な友人や家族でもいいですし、TwitterなどのSNSで匿名で行っても全く問題ありません。

どんな形でもいいので、誰かにすごいね!どうやったの?こんなの作れるんだ!といってもらう機会を定期的に、そして意図的に作ってください。

Twitterでは多くのプログラミング学習者や初心者が日々成果を発表し、お互いにモチベーションを上げています。

実際にサーバにあなたのプログラムをアップして触ってもらってもいいですし、スクリーンショットをTwitterでつぶやいてもいいです。

https://twitter.com/1000sideincome/status/1286123049272504321

実はTwitterを始めたばかりの頃に1日でポートフォリオを作成する企画を勝手にやった時にHello worldが出たという報告をしました。

ただHello worldが出たというアウトプットでもちゃんと9件のいいねがあり反応がもらえると嬉しいんですよね。

とにかく、何かしら誰かに見てもらいリアクションをもらうことが重要です。

誰かに見せるということは、誰でも少しはおしゃれにしたくなりますし、バグがないようにチェックしますよね?

そういったアウトプットを意識することで、モチベーションを上げつつあなたのスキルの底上げが可能となります。

そして、そのアウトプットは将来的には就職やフリーランスのアピールポイントとしても活用が可能となります。

アウトプットを意識して行い、反応をもらうことを大切にしてください。

まとめ

独学でプログラミングを身につける3つの秘訣を紹介しました。

3つ全てを行うことが独学を成功させる重要なポイントとなり、特にまずロードマップをしっかりと組み立てゴールを見える状態にしておくことが手間はかかりますが重要です。

3つの秘訣まとめ
  • 独学ロードマップを作り、何を目指すかをクリアに
  • 学習する言語を決め、まず1つに集中
  • 学習するなかで、継続的にアウトプットを行う

この3つを意識して行うことで、言語の習得が進み、1つの言語やフレームワークを学習しアウトプットを行うと、同じように学習している人と友達になり、仲間ができ、、と好循環がまわりはじめます。

3つの秘訣とご紹介しましたが、独学でもスクールでもそうですがプログラミングを学習する上で最も大切なのは

プログラミングを楽しむこと

ぜひプログラミングを楽しみながら独学で習得してくださいね。

スクールに行くのもあり

独学で勉強をして、失敗して、また独学にチャレンジして、勉強してを繰り返すと時間がとてももったいないですし、転職などのチャンスも逃してしまいます。

もし、独学で勉強をはじめて、思ったより勉強が進まない、不明点が多すぎて前に進めないと感じたら早めにプログラミングスクールを検討してみるのもおすすめします。

確かにプログラミングスクールは独学に比べて費用はかかりますが、成果が出るまでの時間を考えると検討する価値は十分にあります。

オススメのプログラミングスクールの比較記事も書いています。

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無料体験がついている有名なプログラミングスクールもたくさんありますので、独学で時間を無駄にしそうと思った場合は是非チェックしてください。

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