近年リモートワークや在宅勤務などの広がりでエンジニア・プログラマーの注目度が上がってきています。
テレビでもプログラミングスクールのCMを見かけるようになったり、プログラミングでフリーランスになるといったCMや番組も登場してきています。
これからプログラミングを学ぼうと思っている、もしくは学んでいる最中という人に、現役のエンジニアとしてIT企業で働く立場からここ数年でのプログラミングスクールや独学などの考え方の変化なども交えて解説していきます。
- プログラミングを学習したいがどう学習すればいいかわからない
- プログラミングスクールに通うか迷っている
- 独学でプログラミングを学ぶつもりだがプログラミングスクールも気になっている
私(さいん)が解説します

ここにテキスト年収1,200万円程度でIT企業でITエンジニアとして働いています。
新型コロナの影響で2020年の2月から在宅勤務を行いつつ、業務時間外でブログやWebサービスなどを中心に副業を実施中。稼げるエンジニアを増やすことを目標に活動中。
結論 : 独学 or プログラミングスクールならスクールがおすすめ
正直にいうと、ここ数年独学でのプログラミング学習をおすすめしてきました。
しかし近年の状況の変化やプログラミングに求めることの変化などからどちらをおすすめするかと聞かれた場合
プログラミングスクールでに通うことをおすすめします
なぜ独学派だった私がプログラミングスクールをおすすめするようになったのかを解説していきます。
その前に、大前提としてプログラミングスクールに通うことをおすすめする人には条件があります。
就職・転職なら圧倒的にプログラミングスクールが強い
数年前まではプログラミングを身につけたいという人はいつか転職するときに活用したいといった人や、スキルとしてプログラミングを知っておきたいという人も多くいらっしゃいました。
しかし、新型コロナウィルスの影響で今の職業に不安を抱き、プログラミングで転職をすぐにでもしたい!リモートワークでエンジニアとして今すぐにでも地方に引っ越して自由に暮らしたい!といった話をよく聞くようになりました。
このような
- 本気で実戦レベルのプログラミングのスキルをすぐにでも身につけたい
- 少しでもはやく本業としてプログラミングを仕事にしたい
- 今年中にプログラミングを身につけて転職したい
といった本気度 + 短期間という人には独学でのんびり学習している場合ではありません。
ワクチンなど希望の光はありますが、今後完全に元の生活に戻る保証はないです。
もしあなたが在宅やリモートワークで稼ぐ力を身につけておきたい場合には、なるべく早く稼げるようになる事が重要です。
独学ではスキルの証明が難しい
私は独学でプログラミングをある程度学習し、自分で身につけたという意識がありました。
しかし、新入社員としてIT企業に入社し、実務につく前に新入社員を対象としたITの研修があったのです。
私はほとんどが知っている内容を改めて学習したので独学で十分だという認識でした。
しかし、この認識はあくまで私の視点であって、実務として受け入れる現場の認識ではないことに気がつきました。
現場で受け入れる先輩社員からすると独学で学んできたと主張する新人は
- 一体何を学んだのか
- 何を知らないのか
- どれぐらいの開発経験があるのか
といった情報が一切ありません。
受け入れる側からすると、しっかりとカリキュラムをこなして研修を受けたという実績があったので私を現場として受け入れられたのです。
私は新入社員としてでしたが、転職でも同じことで、独学でポートフォリオを作ったり、ウェブサイトを作ったとしてもどこまで学習したのか、どこを学習していないのか、それを面接だけで判断するのは難しく不利になりがちです。
だからこそプログラミングスクールのカリキュラムをこなしたという実績は今後強みになってくると思います。
プログラミングで人生を変えたい人はツールと割り切る
転職に力を入れているプログラミングスクールが増えてきており、入社実績を公表しているスクールもあります。
正直、独学であろうとスクールであろうとプログラミングを実践なしで学習するには限度があります。
もしプログラミングを転職するためや人生を変えるために身につけたい方はプログラミングをツールとして考える事が重要です。
コンビニやマクドナルドなどで外国人の店員を見かけることがありますが、日本語がペラペラなわけではないですが問題なく仕事を行いお金を稼いでいますよね?
仕事に必要な言語を学ぶ際は決して完璧にペラペラである必要は無く、まずは働くため、稼ぐために必要なスキルを身につけることが重要です。
完璧に話せるにこしたことはないですが、どの程度身につければ転職してもなんとかやっていけるかのノウハウをプログラミングスクールは持っています。
転職のためのツールとしてプログラミングを活用したい方はこれを活用すべきです。
スクールを選ぶときは転職先が公開されているところがベター
IT企業やエンジニア採用といっても本当に幅広く、会社によってどんな開発をしているか大きく異なります。
どんな会社に転職するかは当たり前ですが今後のキャリアに大きく影響します。
転職をうたっているのに転職実績や転職先を一切公開していないところは、スクールのカリキュラムでどんな企業に転職できるのかが不明で、安易に選ぶのは危険です。
もちろん純粋にプログラミングのスキルを身につけたい場合はカリキュラムの内容で選ぶのも問題はありませんが、転職を重視している場合は話は別です。
しかし、東大に受かりたい場合は東大の合格実績がある学習塾を選ぶように、あなたの行きたい・興味のある会社に実績のあるプログラミングスクールを選ぶことをおすすめします。
公開されている転職先を事前に調べる
プログラミングスクールで公開されている転職実績・転職先はプログラミングスクールに入会する前に必ず調べましょう。
そしてその転職実績の会社の求人情報をチェックすることが重要です。
「会社名 + 求人」や「会社名 + 求人 + エンジニア」なんかで調べると、実際にその企業が募集している情報が出てきます。
- 業務内容 – 自社サービスの開発や受託開発
- 必要なスキルや言語
- 開発環境やツール情報
- 年収のレンジ
この辺りを事前におさえておき、なんとなく頭に入れておくだけでスクールでの習熟度が全然変わってきます。
どういった業務の年収レンジが高いのかなど事前に知っておくだけで学ぶ姿勢がかなり違いますよね?
プログラミングスクールで出てきた単語が募集要項に記載があった!といった発見も出てきます。
おすすめのプログラミングスクール2選
数あるプログラミングスクールの中で、しっかりと転職実績を公開し転職に力を入れているプログラミングスクールをご紹介します。
DMM WEBCAMP

転職型プログラミングスクールとして名実ともに優秀なDMM WEBCAMP。
転職型ということで、仕事でプログラミングスクールに通うのが難しいといった方でも朝や夜間などに受講できるので転職したい方にぴったりのプログラミングスクールです。

プログラミングのカリキュラムの充実はもちろんですが、転職に対するサポートもとても充実しています。
履歴書の添削や面接対策などプログラミングの独学では対応しきれない、改善しにくい部分もしっかりとサポートしてくれます。

DMM WEBCAMPでは転職実績や求人の情報も公開しています。
申し込み前に無料カウンセリングも実施しているので、いきなり申し込むのが不安という方にもおすすめです。
テックキャンプ

マコなり社長で有名なテックキャンプです。別件ですが炎上したりとたまに話題になりますね。
YouTuberとして有名な分、知名度や注目度も高いため批判も目にしますが、スクール自体は結構しっかりしています。

テックキャンプでは専属のキャリアアドバイザーがつき面談やセミナーが実施されるため、どんな風に働きたいか、どんな企業があなたに合うかなどの相談もできます。
もちろん面接対策もあるので、独学ではカバーしきれない部分も安心ですね。

テックキャンプも転職実績を公開しています。もちろん本人の頑張り次第という部分はありますが、皆さんも聞いたことがある会社に転職を成功させた先輩がいるというのはとても大きいですね。
テックキャンプでも無料のカウンセリングを実施しているので、DMM WEBCAMPとカウンセリングでの対応や内容を比較してみるのもおすすめです。
迷ったら行動を今すぐ起こせ
ここ1年で大きく状況が変わり、プログラミングやプログラミングスクールの注目度が一気に上がっています。
もしあなたがプログラミングスクールに通って転職をしてみたいなと少しでも迷っている場合は、
実際にスクールに通うのかは別として
- 転職実績で紹介されている企業の採用情報をチェック
- プログラミングスクールの無料カウンセリングを受ける
という2つのアクションを実施してみてください。
DMM WEBCAMPもテックキャンプも無料カウンセリングの予約枠を公開していますが、予約が結構埋まっていることに気づいたでしょうか?
転職実績として紹介されている企業もずーっと同じ職種を募集しているわけではありません。
優秀な人を採用できればそこで募集は終了となってしまうのです。
タイミングによっては遅い方が・・・ということがあるかもしれませんが、転職は基本的には早く動けば動くほど有利です。
限られた採用の枠に選ばれるには、少しでも早く動き、スキルを身につけ、転職のステージに上がることが重要。
カウンセリング自体は無料なので、実際にカウンセリングを受けてみてからあなたの人生について考えてみましょう。
将来あなたと採用枠を争うライバルたちは、すでに行動を起こしてカウンセリングの枠を押さえている人たちです。
転職したいならプログラミングスクールがおすすめのまとめ
今回は転職したい場合は独学ではなくプログラミングスクールがおすすめということを解説しました。
私自身ある程度独学でプログラミングを習得した身ではありますが、今の時代独学でやるとするとスピード感が圧倒的に足りません。というより転職をするのであればプログラミングは転職のためのツールとして割り切るぐらいの気持ちが必要です。
- 独学ではスキルの証明が難しい
- プログラミングで人生を変えたい人はツールと割り切る
- スクールを選ぶときは転職先が公開されているところがベター
- 公開されている転職先を事前に調べる
この4点をしっかりと押さえることで、あなたの人生をプログラミングがきっかけて大きく変えることができるでしょう。
特に3番目のスクールの選び方のポイントとして、プログラミングスクールが転職先の実績を公開しているかどうかを必ず確認しましょう。
転職するためにプログラミングを学習するという方は、プログラミングの習得はもちろんですがそれ以上にどこに就職するかが重要です。
もしプログラミングスクールに迷った場合はしっかりと転職先が公開されている大手のスクールの、
- DMM WEBCAMP
- テックキャンプ
をまずチェックするのがおすすめです。両スクールとも無料のカウンセリングを実施しているので、まずはカウンセリングを受けて魅力に感じるのかあなた自身が体験することが重要です。
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