【爆速ポートフォリオ作成】 STEP5-2 WordPressの初期設定

爆速ポートフォリオの企画としてどんな方でも簡単に、最先端にポートフォリオを作成する流れの解説をいたしました。

今回はWordPressを実際にインストールした後に、どうやって初期設定を行い実際のページを作成する準備段階を進めるのかを解説いたします。

さいん
さいん

わたしは、とある企業にてWebエンジニアとして年収1,000万ほどいただきながらサラリーマンをしています。

たくさんの方がプログラミングを勉強している事実を知り、稼げるエンジニアとして成長する手助けになればとブログを作りました。

WordPressの導入自体はレンタルサーバなどの簡単インストールなどにより、かなりハードルは下がってきていますが、いざ導入した後にどう言う作業が必要なのかわからないと言う質問も多く受けています。

今回はそこを中心に解説いたします。

こんな人に読んでほしい
  • WordPressの初期設定方法を知りたい
  • WordPressをインストールした後の作業がわからない
  • 案件がとれるエンジニアになりたい

インストールをした後の下地作りがわかれば、実際のコンテンツ作成も一気に加速していきますので、下地作りの方法を必ず押さえておきましょう

目次

爆速ポートフォリオ作成について

爆速でポートフォリオを公開する手順を大きく5つのステップに分けて解説しています。

レンタルサーバの準備

前回解説した内容です。まだSTEP1を実施していない方は、STEP1の内容を事前にチェックしてくださいね

STEP1 レンタルサーバの準備はこちらから

レンタルサーバでホームページを公開する

ポートフォリオの前にサーバの設定とホームページを公開する手順を確認しましょう

STEP2 レンタルサーバでホームページを公開する

ポートフォリオの作成

HTML/CSS&Bootstrapでポートフォリオの作成方法を解説します。

STEP3 Bootstrapでポートフォリオの作成

独自ドメインを契約・設定する

今後独自ドメインの設定が必要になった時のために、ドメインの取得方法と設定方法を解説いたします。

STEP4 独自ドメインを契約・設定する

WordPressの作成

WordPressをインストール、初期設定をした後にテーマをカスタマイズして会社のコーポレートを作成します。

STEP 5-1 WordPressのインストール
STEP 5-2 WordPressの初期設定 ← 今回解説
STEP 5-3 WordPressで会社のページ作成

今回はWordPressの初期設定となりますので、WordPressがインストールされていることが前提となります。もしまだWordPressのインストールが完了されていない方は、WordPressのインストールを先に完了させてくださいね。

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WordPress初期設定のステップ

全て初期設定はワードプレスの管理画面で行いますので、まずはWordPressへログインしましょう。

ワードプレスの管理画面のリンク

WordPressのアップデート

まずやるべきことはWordPressのアップデートです。

WordPressは世界で最も使われているソフトウェアであると同時に世界で最も狙われ、世界で最もハッキングされているソフトウェアでもあります。

自動インストールでインストールされるWordPressはほとんどのケースで最新版ではなく、少し前のバージョンです。

使い勝手の改善ももちろんありますが、セキュリティ向上の目的でもまずはWordPressのアップデートをオススメします。

WordPressをアップデートする

WordPressの更新してくださいの通知

WordPressにログイン後、もしアップデート可能なWordPressのバージョンがある場合、画面上部に通知がきます。

すでに作り込んでいる場合や、クライアントのWordPressをアップデートする場合はプラグインの互換性などを注意する必要があります

しかし、今作成中のWordPressはこれから作り込むためすぐにアップデートしてしまって問題ありません

今すぐ更新してくださいをクリックしましょう。

WordPressのバージョンアップの更新

画面中央に今すぐ更新というボタンがありますので、クリックしましょう。

画面上部にデータベースとファイルをバックアップしてくださいとの通知が表示される場合があります。作り込んだWordPressやクライアントのWordPressの更新の際は必ずバックアップの作成をしましょう。

少し待つと自動でWordPressの更新が完了します。

ユーザ表示名/ログインパスワードの変更

はじめに決めたパスワードでも十分!という方もいらっしゃると思いますが、先ほどもご紹介した通りWordPressは世界で最も使われているソフトウェアであると同時に世界で最も狙われ、世界で最もハッキングされているソフトウェアでもあります。

あとのステップでもセキュリティ対策は実施しますが、最後の砦になるのはパスワードになります。

WordPressが標準で複雑なパスワードの生成機能がありますのでそれを活用してみましょう。

ユーザの設定になりますので現在のユーザの設定画面に進みましょう。

メニューのユーザー一覧をクリックし、現在ログインしているユーザの編集をクリックしましょう。

ユーザ表示名の変更

ユーザ名は初期設定ではログインに使用するユーザIDと同じになっています。

初期設定のままではWordPressの作成者として記事にそのまま表示されてしまいます。

ユーザIDが知られてしまうだけでいきなり乗っ取られるということはありませんが、若干のリスクにはなりますので表示名を変えておきましょう。

また、サイトの運用者としてユーザ名をわかりやすい名前にすることで覚えてもらいやすくなるメリットもあります。

WordPressのニックネームの変更

ユーザの編集画面からニックネームをログインのIDから表示させる名前に変更します。

変更後、ブログ上の表示名で先ほど入力した名前を選択できるようになりますので、ニックネームを選択しましょう。

ユーザのパスワードの変更

パスワードのユーザの編集画面で変更ができます。

WordPressのパスワード変更

パスワードは先ほどのニックネームの項目の少し下にパスワードを生成するというボタンがあるので、そちらをクリックします。

クリック後パスワードがテキストボックスに生成されますので、セキュアな場所にメモしておいてください。

とても複雑なパスワードを自動で生成してくれるので、不正ログインの可能性をグッと減らすことができます。

その後、プロフィールを更新のボタンを押すことで設定が完了です。

セキュリティ対策のプラグインを入れる

続いてよりセキュリティ対策のためにプラグインを入れてみましょう。

セキュリティ対策以外にも豊富にプラグインが用意されているのがWordPressの強みです。

後ほどオススメプラグインの紹介をしますが、プラグイン導入方法はしっかりと押さえておきましょう。

SiteGuardのプラグインの追加

プラグインの新規追加

メニューのプラグインから新規追加をクリックしてください。

プラグインの検索

プラグインの検索のテキストボックスがありますので、そこに追加したいプラグイン名を入力します。

今回はSiteGuardを追加したいので、SiteGuardを入力します。

SiteGuardのインストール

検索するとプラグインの一覧にSiteGuard WP Pluginが出てきますので、今すぐインストールをクリックしましょう。

しばらくすると今すぐインストールの文字が有効化に変わります。

有効化にボタンの表示が変わったら、有効化のボタンをクリックしプラグインを有効にしましょう。

SiteGuardのプラグインの設定

SiteGuardのプラグインを有効化すると自動的に

  • ログインページのURLの変更
  • ログイン時に画像認証追加
  • 連続ログイン失敗で一定時間ロック
  • ログイン時にメールで通知

などの基本的で効果的なセキュリティ対策が自動で行われます。

そのため、特に細かい設定は不要なのですが、今回はあえてログインページのURLの変更方法を解説させていただきます。

プラグインを有効にすると、プラグインの項目がメニューに追加されます。多くのプラグインは設定の中か設定の下に追加されます。

SiteGuardは設定の下に項目が出ますので、そちらにマウスを乗せ、今回はログインページ変更をクリックしてください。

通常WordPressのログイン画面は

https://ワードプレスのアドレス/wp-admin/

でアクセスできてしまうため、ワードプレスの知識が少しあれば誰でもログイン画面にアクセスできてしまいます。

もし、初期のユーザ名を変更せずに、ログインページのURLも初期のままですとパスワードが漏れるとアクセスできちゃう状態ということです。

少しでも侵入のリスクを減らすため、このログイン画面のアドレスも変えてしまうというものです。

SiteGuardを有効にした時点で、ログイン画面のURLは変更されていますが、このURLもSiteGuardの知識があればある程度絞れてしまいます。

自由にログインのURLの変更ができるので、推測されにくい複雑なURLに変更しましょう。

変更後、変更を保存のボタンをクリックして適応させます。

ログインページ変更後、管理者のメールに新しいログインページのURLの通知が来るので万が一忘れてしまった場合はメールを確認しましょう。

変更後、SiteGuardの動作確認のため一度ログアウトして再ログインしてみましょう。

右上にユーザにマウスを乗せると、ログアウトの項目が表示されますので、ログアウトをクリックしましょう。

続いて、先ほど変更したログインURLにアクセスしてみましょう。

ログイン画面が表示され、画像認識が追加されていればSiteGuardが問題なく動いているということです。

先ほど変更した複雑なパスワードを入力し、画像に表示された文字も入力し、ログインしましょう。

サイトの設定

続いてサイトの設定に移ります。特に重要なものをピックアップしてご紹介しますね。

基本設定 & https化の設定

メニューの設定から一般をクリック

  • サイトのタイトル ・・・ 変更したい場合は変更
  • キャッチフレーズ ・・・ サイトの説明か空欄に
  • WordPressアドレス ・・・ http を https に変更
  • サイトアドレス   ・・・ http を https に変更

httpsについてはレンタルサーバによってはあらゆる設定を自動でやってくれるツールの提供をしている場合があります。

さくらのレンタルサーバでも提供されていますので、利用してみるのも有効です。

WordPressのSSL化プラグインの使い方 - さくらのレンタルサーバ

記事のURLの設定

ブログの記事を作成したときのURLの設定を変更しておきましょう。

URLの変更は設定のパーマリンク設定から変更が可能です。

メニューからパーマリンク設定をクリックし、変更してみましょう。

オススメは投稿時に自由に決めることができる投稿名がオススメです。

テーマの選定

WordPressはテーマも無料・有料のものが大量にあります。

人気で機能が豊富なものは優良なものが多いですが、無料なものでも素敵なものが多いので是非探してみてくださいね。

メニューから外観にマウスを乗せ、テーマをクリックしましょう。

現在インストールされているテーマ一覧が表示されます。

新規で追加する場合は、上部の新規追加をクリックしてください。

様々なテーマがWordPress上からインストールが可能です。

有料のテーマや一部のテーマはサイトからzipで圧縮されたテーマをダウンロードし、WordPressにアップロードすることでインストールが可能です。

今回は試しに、WordPress上からテーマをインストールしてみます。

今回はポートフォリオのページを作りたいので評判が良さそうなHestiaという無料のテーマをインストールしてみます。

テーマの検索ボックスにHestiaと入力し、出てきたHestiaのテーマのインストールのボタンをクリックしましょう。

しばらくし、インストールが完了すると有効化という表示に変わりますので、有効化をクリックしましょう。

ブログのURLにアクセスすると新しいテンプレートが適応されており、ガラッと印象が変わっていると思います。

テンプレートはブログ立ち上げ時は切り替えても大きな影響はまだありませんので、気に入ったデザインがないかいろいろ試してみてくださいね。

おすすめプラグインの紹介

テーマの選定が完了したあとは便利になるプラグインの導入を行い、ブログの作り込みのための準備をしましょう。

魅力的なプラグインがたくさんあり、どんどん追加していきたくなりますが、追加をするとその分サイトが重くなったり、セキュリティのリスクが高まる可能性があるということは覚えておいてくださいね。

あなたのブログに必要な最低限のプラグインを導入することを心がけましょう。

プラグインの導入はSiteGuardと同じ流れで導入できますので、ここではプラグイン名と簡単な説明で紹介いたします。

Google XML Sitemaps

Googleの検索結果に表示されるためにGoogleにどんな記事やページがあるかをsitemapというものでGoogleに伝えることができます。

そのsitemapをいい感じに作成してくれるプラグインです。

PS Auto Sitemap

Google XML SitemapsではGoogle向けのsitemapでしたが、PS Auto Sitemapはユーザにとってどんなページがあるかの一覧を作成できるプラグインです。

Google Adsenseの審査にもページ一覧が記載されたページの存在があると受かりやすいという情報もありましたので、Google Adsenseを導入予定の方は要チェックです。

Contact Form 7

ブログにお問い合わせフォームを簡単に設置できるプラグインです。

特にブログで利益を上げたい方や、ブログからユーザに何か行動を起こしてもらいたい場合にはお問い合わせの導線は必須になるのでインストールしておきましょう。

Google Adsenseの審査にも必要という情報が多数ありました。

画像圧縮系プラグイン

ページの表示速度がGoogleの検索結果にも影響があることはもちろん、ページの表示が遅いとせっかくきてくれたユーザが去ってしまう可能性も高まります。

ページの表示速度が1秒遅くなるにつれ大幅にユーザがページを閉じる確率が高まるといった調査結果もあります。

ページの表示速度を上げるために効果的なのが画像の圧縮です。

画像があるとサイトが見やすく、内容を伝えやすくなる一方で、画像は容量が大きいのでページの速度が落ちてしまうという一面もあります。

そこで画像の圧縮などを行いサイズを減らすことで、ページ速度をできるだけ上げるというものです。

画像を圧縮するプラグインは有名なものでも以下の4種類あり、どれも無料で圧縮できる枚数や圧縮率が若干違うのでそれぞれチェックしてみてください。

  • EWWW Image Optimizer
  • Compress JPEG & PNG images
  • Smush
  • Imagify

Broken Link Checker

ブログ作成時のリンクの貼り間違いや、ブログを書いたときは存在していたページにリンクを貼っていたが、ある程度たつと移動や削除されてしまった場合にエラーを通知してくれるプラグインです。

記事数が多くなると過去にリンクしたページの管理は大変ですので便利なプラグインです。

初期設定ではアフィリエイトのリンクもチェックしてしまい、クリック数としてカウントされてしまう場合があるので除外設定などの初期設定が重要です。

まとめ

前回WordPressのインストールを行い、今回でWordPressを作り込むための下準備ができました。

今回実施した

  • セキュリティ対策
  • ブログの基本設定
  • テーマの導入
  • プラグインの導入

は慣れてしまえば簡単に行える作業ですが、慣れてない方にとってはなぜやるのか、どうやるのかとても難しく感じる作業です。

WordPressの作り込みがスムーズに進むように下準備ができるように今回の内容はしっかりマスターしましょう。

前回と今回の内容を導入サポートとしてお金をとってレクチャーしている会社も多くあります。それほど価値のあるスキルを身につけることができたと自信を持ってください。

次回で爆速ポートフォリオは最終回になります。WordPressの作り込みの基本をしっかりと学んでくださいね。

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